弔問客の常識

訃報が届いた場合、故人との生前のつきあいがあれば、その程度にもよりますが、都合がなければ基本的に最後のお別れに行くのが常識です。
訃報は突然入ってくるケースも多いものです。予定が変更可能なものであれば、通夜か告別式かどちらかには出席するようにしましょう。
予定変更に際して、もっとも迷うケースが、慶事と弔事が重なってしまったときです。この場合、原則としては弔事を優先します。ただし、身内の結婚式と会社や仕事関係の弔事であれば、身内の結婚式を優先して構わないでしょう。とはいえ、この場合でも、弔事関係の知人には出席できないことをぼかして伝えるのがいいでしょう。
また、本人が出産間近という時や病気療養中というような場合は、弔電だけにとどめておいて構いません。この場合も、特に理由を述べなくても失礼ではありません。
人によっては、故人にお別れは告げたいけれども、宗教上やその他の理由で焼香できない(したくない)という場合もあるでしょう。そんな場合にも欠席して弔電にとどめておきましょう。
近年は告別式よりも通夜の方に弔問客が多くなっていく傾向にあります。
通夜に出席すると、弔問客に対する謝意で通夜ぶるまいが用意されています。死の穢(けが)れを清める意味でアルコール類も出されます。当然のことですが、宴会ではありませんから、飲みすぎないのは最低限のエチケットです。